著者:杉野 保 出版社:山と溪谷社 判型:A5 刊行:2020.12
写真:飯山健治

装丁と本文デザイン、全ページのレイアウトを担当しました。
クライミング専門誌『ROCK&SNOW』に掲載されていた人気連載をまとめた単行本です。













日本のフリークライミング勃興期に拓かれたものの、ハードさ故、などの理由でスタンダードにならなかったルートについて、その魅力が紹介された本です。誰が開拓してどんな人が登ってきたのか?という来歴と、著者ご自身がルートに挑む臨場感のあるルポで、ルートの魅力が掘り下げられています。
写真は、クライマーでもある飯山健治さんによるものです。カバー写真ではパラリと落ちたチョークの粉から、チョークバッグに指を入れたのち腕を振り上げ、今まさに岩を捉えた瞬間なのだという躍動感が伝わってきます。この本を飾るに相応しい一点だと思います。
クライミングのグレードを示す5.10aといった数字が多く出てくるので、本文は横組にしました。
小部数・高額、手元に置いておきたい造本にしたいというお話でしたので、装丁でメタリックインクなど使用させていただきました。それによってまとう空気がより濃密なものになったように思います。
■カバー[DICF149 + LR輝GOLD + スミ、マットニス]:ミルトGAスピリット
■帯[LR輝GOLD + スミ]:A2コート
■表紙[1C(白オペーク)]:エースボールブラック
■本文[2C]:b7バルキー
